様々ながんについて学ぶ(悪性リンパ腫)
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悪性リンパ腫

悪性リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球が腫瘍化してリンパ節や臓器に腫瘤を形成する病気です。

リンパ球はリンパ系組織、血液、骨髄の中に存在し、細菌やウイルスなどの感染と闘っています。リンパ球にはT細胞、B細胞とナチュラルキラー細胞(NK細胞)があり、このため非ホジキン病にもT細胞リンパ腫、B細胞リンパ腫とNK細胞リンパ腫があります。

悪性リンパ腫は、腫瘍の組織型によりホジキン病と非ホジキン病に分けられます。日本で1年間に発生する悪性リンパ腫は少しずつ増加しており、ほとんどが高齢者に多く見られる非ホジキン病です。また、若年齢層や小児にも発生し、原因はよくわかっていないようですが、一部の悪性リンパ腫はウイルスによるものと考えられています。

悪性リンパ腫の症状

病変部位のリンパ節の腫れや発熱が多く認められます。
あらゆる臓器に発生するため、ほかの悪性腫瘍が疑われ、細胞検査をした結果、悪性リンパ腫と診断されることもあります。

悪性リンパ腫の発見方法

  • 病変部位の生検(リンパ節の採取)による病理組織検査。
  • CT検査、消化管内視鏡検査、全身シンチグラム、骨髄穿刺。

悪性リンパ腫の治療法

病気が広がっていない場合は放射線療法を主体にします。
全身に広がっている場合は、多種の抗ガン剤を組み合わせた多剤併用化学療法を主体にします。
臓器に発生した場合、手術による切除を行います。
非ホジキンリンパ腫には放射線療法や化学療法が効果的であるといわれており、これらの治療法を組み合わせたり、造血幹細胞移植療法を用いたりする場合もあります。

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